中央競馬の人気ダウンの要因

競馬 パドック

中央競馬の売り上げはここ10年、2兆円以上3兆円未満で推移しています。2兆円というのは大変な金額に思えるかもしれませんが、実はピーク時の売り上げは4兆6千億円程度あったので、半分程度に落ち込んでしまっているのです。なぜ、中央競馬の人気は落ちてしまったのでしょうか。

いろいろな要因が考えられますが、まずはスターの不在が挙げられるでしょう。三冠馬で二年連続凱旋門賞二着という実績のオルフェーヴルや、有名歌手が馬主のキタサンブラックなど強くて人気のある馬は出てきていますが、オグリキャップやディープインパクトのように、競馬を知らない人でも名前だけは知っているという馬は多くありません。

また、娯楽が分散化しているのも競馬にお金を使う人の減少を招いているといえます。特に若い人はスマホゲームに時間とお金を使うことが多いので、とても競馬には手が回らないというわけです。

ただ、JRAもただ手をこまねいているわけではなく、日本馬が出走する海外レースの馬券を購入できるようにしたり、あるいはネットバンクのシステムを通じて簡単に馬券を買えるようにしたりと、様々な方法で売り上げ向上を図っています。今後、オグリキャップを超えるようなスターホースが出現すれば、二度目のピークを迎えるかもしれません。